涙とヒラリー
米大統領選民主党指名争いで、
オバマさんが代議員の過半数を獲得したらしいです。
予備選の前半戦は、同じ女性としてヒラリーを応援していたのですが、
後半戦に入るとともに、なんとなく魅力を感じなくなってきてしまいました。
というか、「うーん、ヒラリーが大統領でいいのか」って気持ちすら…
そんな風に思い始めたのは、ニューハンプシャーの選挙です。
日本でも、涙作戦として報道されたように
集会での演説中に涙ながらに訴えている姿がテレビに流れました。
今まで「アイシークイーン(氷のように冷たい女王)」と言われていたイメージから
「温かみがある」と見直され、同州で勝利を収めたというシナリオです。
一度はこの意外性で票を集めたヒラリーでしたが、同じ手は二回使えませんよね。
本人が意図したかどうかはわかりませんが、
母校であるエール大学での集会で激励を受けた彼女は、
感極まって再び涙を見せてしまいました。
人間味??いやいや、致命的なミスはここにありって感じです。
あそこで涙を見せてはいけなかったような…
L(>0<)」 oh my god!!
これだけ言うと、じゅみじゅみがアイシークイーンみたいですが、
決してそんなことはないですよ。むしろじゅみじゅみも涙もろいタイプです。
ただ国家レベルで上にたつ人には、それに見合った気質って必要だと思うんです。
イギリスのサッチャー首相が「鉄の女」と呼ばれて数々の改革を行ってきたように、
特定の地位にいる人間って、どんなに批判にあっても逆にどんなに褒められても、
ためらったり判断力を鈍らせてはいけない立場にあるんです。
アメリカのトップ、すなわち世界のトップに立つ人間が
「普通」の感覚、「普通」の女を演じてはいけませんよね。
確固たる信念のもと、国を動かしていける人間でないと、
「ついて行きます!」みたいにはならないな~。
はい、孤独な世界です。
ε=(・_・;
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